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肩こりからくる頭痛の対処法!根本的な治し方も解説

「肩が凝ってしょうがない…」
「今度は頭痛も出てきた…」

こんな時、無理に我慢をすると更に症状がひどくなりますよね?

「早く治したい!」
そう思う方も多いはず。

肩こりは、筋肉の硬直によって起こるため、私の出番です。パーソナルトレーニングで実際にお客様へ提供している、効果的な「初期の頭痛を緩和する方法」と「根本的な肩こりの治し方」を詳しくお伝えします。

肩こりからくる「緊張型頭痛」と「偏頭痛」あなたはどっちタイプ?

一般的に多い2つの頭痛をご存知ですか?

それが「緊張型頭痛」か「偏頭痛」かを見分けることが大切です。これらは肩こりを原因の一つとして持つ一般的な頭痛です。しかし、似ているようで、原因や特徴、そして治療法には大きく異なる点があります。間違った対策をとってしまうと、頭痛を悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

ここでは、あなたの頭痛がどちらのタイプに当てはまるのかを判断し、それぞれに合った効果的な対処法をご紹介します。自分に合った方法を見つけて、辛い頭痛を緩和する方法を手にしましょう。

緊張型頭痛とは?(肩こりからくる頭痛の多くはこっち)

「緊張型頭痛」は、頭がギューっと締め付けられるような痛みが特徴で、日本人の5人に1人以上がなるという最も一般的な頭痛です。この頭痛は、首や肩周りの筋肉が緊張して血流が悪くなることが原因と考えられています。老廃物が流れないことで痛み物質が発生し、神経が刺激されるというメカニズムです。

具体的には、肩や首回りの筋肉、特に僧帽筋(そうぼうきん)や頚椎(けいつい)周辺の筋肉へのの持続的な緊張によって引き起こされます。まさに「肩こり」は、緊張型頭痛を発症させる要因になっています。

筋肉が硬直する原因は、「ストレス」の他、「不適切な姿勢」や「一定の姿勢の長時間維持」(例えば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用)などが、筋肉への過剰な負荷を招くからです。

偏頭痛とは?(肩こりも原因のひとつ)

偏頭痛とは?(肩こりも原因のひとつ)
「偏頭痛」は、頭の片側、または両側でズキズキと脈を打つような痛みが起こる状態で、体を動かすことや明るい光、大きな音に、痛みが敏感に反応しやすいのが特徴です。

偏頭痛は、脳の血管が異常に広がって神経(三叉神経)を刺激し痛みにつながるとされており、この血管の広がりは、セロトニンなどのホルモンバランスが崩れることが原因と考えられています。


偏頭痛が起こるきっかけは様々。ストレス、肩こり、脱水症状、気候変動、気圧の変化、長時間の空腹状態、アルコールの摂取、親の遺伝、女性ホルモンの変動など様々とされていて特定するのは難しいですが、肩こりも偏頭痛の発症を促す一つのトリガーとされています。

あなたの頭痛はどちらでしたか?

以上のように「緊張型頭痛」と「偏頭痛」は、肩こりによって起きる一般的な頭痛ですが、特徴と原因が全く異なります。原因が変われば、対処する方法も変わりますよね?だからこそ、どちらの頭痛が起きているのかを判断することが重要になります。


特に改善するために理解したい大きな違いは、血流に関する部分。

・ギューっと締め付けられる痛みが特徴の「緊張型頭痛」は、肩こりなどによって血流が悪くなることによる神経の痛み。

・ズキズキと脈打つような痛みが特徴の「偏頭痛」は、血管が広がる異常が起こることによって血流が良くなることによる神経の痛み。


この違いを理解して、次に痛みが起きた時の対処方法を確認しましょう。また、記事の後半では、肩こりを解消し、頭痛を根本的に改善する方法もお伝えしますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

肩こりからくる頭痛が起きた時、どう対応すればいいのか?

肩こりからくる頭痛が起きた時、どう対応すればいい?
肩こりが酷く頭痛が起きる時は、まずは「緊張型頭痛」と「偏頭痛」のどちらの頭痛なのかを確認してみましょう。

もし、これらの一般的な症状との違いや違和感がある場合には、医師への相談をすることも大切です。頭痛は、脳への障害(脳梗塞や蜘蛛膜下出血など)によって起こることもあるためです。


ここでは、一般的な頭痛である「緊張型頭痛」と「偏頭痛」への対処方法を解説します。

特に「血流の状態」に注目し、それぞれに異なる対策を実施していただくことで、痛みの緩和にとても有効なので、ぜひ実施してみてください。

緊張型頭痛を緩和する3つの対処法

緊張型頭痛を緩和する3つの対処法
緊張型頭痛が発生した時は、筋肉の緊張をほぐして血流を改善しましょう。

このタイプの頭痛は、肩や首まわりの筋肉の過剰な緊張により血流が阻害され、神経が圧迫されて痛みが生じている状態です。そのため、筋肉がほぐれて血流が戻れば、頭痛がとても楽になります。

では、緊張型頭痛の対処として特におすすめの3つの方法を紹介します。

|温熱療法|
肩や首に温かいタオルや湯たんぽを使用しましょう。筋肉の緊張が解れて血流が促進されます。お風呂に浸かって体を温める習慣も大切です。

|筋肉をほぐす|
肩や首の筋肉の緊張を緩め、血流を促進させることで、肩こりと頭痛の重い痛みがなくなり楽になります。記事の後半で紹介する、肩こり解消セルフケア方法を、ぜひ実施してみてください。

|リラクゼーション|
深呼吸や瞑想などのリラクゼーション技法を取り入れることで、ストレスによる筋肉の緊張を軽減します。目を閉じて、肩の力を抜き、5分ほど深呼吸をするだけでも、緊張が解れます。

緊張型頭痛には、日頃から肩や首の筋肉に負担がかからない生活や姿勢が重要です。頭痛が慢性化している人は、生活習慣や姿勢から改善・予防を目指しましょう。

偏頭痛を緩和する3つの対処法

偏頭痛を緩和する3つの対処法
偏頭痛が発症した時は、血管の拡張を抑える対処をしましょう。

このタイプの頭痛は、脳の血管が異常に拡張することで神経が刺激され痛みを引き起こされています。つまり、血流が促進されると、脈打つ痛みが、更に強まる可能性あるという点に注意が必要です。

では、偏頭痛への対処としておすすめの3つの方法を紹介します。


|冷却療法|
偏頭痛が始まったら、氷みずや冷たいタオルを痛みのあるこめかみ部分に当てましょう。血管の拡張を抑え、痛みを緩和してくれます。

|カフェイン摂取|
カフェインには血管を収縮させる効果があります。コーヒーやお茶など、適度なカフェインを含む飲み物を摂取することで、偏頭痛の症状を軽減できることがあります。

|安静にする|
偏頭痛は活動によって痛みが悪化することが多いため、発作が起きたら暗く静かな場所で休むことが重要です。目を閉じてリラックスし、外部刺激を最小限に抑えましょう。また、ストレスが偏頭痛のトリガーになることもあるため、日常的にリラクゼーション技法を実践することが予防につながります。

偏頭痛の症状には個人差がありますので、これらの方法を試しながら、自分に合った対処法を見つけることが大切です。また、頻繁に偏頭痛が発生する場合は、医療機関での相談をお勧めします。

肩こりの原因とは?

肩こりの2つの原因
多くの人が日常的に感じる肩こりの不快感。その原因は一体何なのでしょうか?

肩こりの背後には、主に二つの大きな原因があります。一つは筋肉の硬直によるもの、もう一つは姿勢の問題です。これらの要因が複合的に作用し、肩の痛みや重だるさを引き起こします。

以下では、どのようにして肩こりが生じるのかを詳しく解説していきます。

肩こりの直接的な原因は「筋肉の硬直」

筋肉が硬直すると血液循環が悪化
肩こりの直接的な発生源は、「筋肉の硬直」という現象にあります。この硬直は、日々のストレス、姿勢の悪さ、そして長時間続くデスクワークからくる筋肉への持続的なストレスによって引き起こされます。

筋肉が持続的なストレスを受けると、筋線維が過度に緊張し、筋肉内の血液の流れが悪化します。この結果、筋肉に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、さらには代謝の際に生じる老廃物の排出もスムーズに行えなくなります。これにより、痛みを引き起こす物質が蓄積しやすくなり、肩の不快な痛みや疲れを引き起こします。

つまり、肩こりの改善や予防には、筋肉の硬直を解消し、血液循環を促進することが非常に重要です。これには、適切なストレッチや運動、良い姿勢を保つことが効果的です。

慢性的な肩こりの原因は「姿勢のゆがみ」かも?

肩こり理由の根本的な原因は姿勢。頭の位置が肩の上にあると首や肩への負担は小さいが、前に出ると負担がかかり筋肉が緊張状態になるため肩こりになる。
さらに原因を深く掘り下げると、筋肉の硬直を引き起こす背後には「姿勢の問題」があります。私たちの頭の重さは約5kgとされており、背骨が健康なS字カーブを形成していれば、頭が肩の真上に位置して、負担なく頭の重さを支えることがでいます。

ですが、この重要なS字カーブが崩れると、首や肩への負担が増大します。特に、長時間の座り作業や体の中心部の筋肉が衰えることで、背骨S字カーブは維持しにくくなり、猫背や反り腰へとつながります。

猫背では背骨がC字型に曲がり、頭が前に傾きます。反り腰では、S字カーブが強調され過ぎて、同じく頭が前へ。デスクワークなどでは、「頭が前に出る」姿勢が続きがちです。

この姿勢のズレにより、本来背骨が担うべき頭の重さを、肩や首の筋肉が常時支えることになります。たとえば、首を15度傾けるだけで、肩や首にかかる負担は12kgにも増え、45度傾けると22kgもの重さを支えることになります。この過剰な重さが、筋肉への負担となり、肩こりを深刻化させてしまいます。

結論として、姿勢が悪いと、本来の背骨の役割を果たせずに、首や肩の筋肉が頭の重さを支えることになります。この状態が、肩こりを引き起こし、慢性化させる大きな理由なんです。

姿勢改善3ステップ:肩こり解消への道

姿勢改善4ステップ:肩こり解消への道
ここでは、肩こりの根本解消につながる「日常で意識したい姿勢改善法」をご紹介します。日常のちょっとした悪い姿勢が、知らず知らずのうちに肩こりを招いています。特に、長時間のデスクワークやスマホの使用は、背骨の自然なS字カーブを崩し、首や肩への負担を増やします。

姿勢を改善することで、背骨が持つ「頭の重さを適切に支える力」を取り戻し、首や肩の負担を減らすことが可能になります。以下の方法で、日々の姿勢を見直しましょう。

背筋を伸ばして座る

椅子に座るときは背筋を伸ばし、腰を背もたれにつけます。足は床にしっかりと置き、膝は90度に保ちます。ソファに座るときも背中が丸まらないよう気をつけましょう。

パソコンやスマートフォンの位置を調整

パソコンやスマホの画面は目の高さに調整し、首が前に出ないようにします。スマホは目の高さまで持ち上げて使用し、頭の位置が自然に肩の上に乗る状態を意識しましょう。

定期的にストレッチを行う

肩や首の筋肉が凝り固まらないように、定期的にストレッチを行いましょう。首を傾けたり、肩甲骨を回す動きは、筋肉の緊張を和らげ、血流を促します。次のセクションでは、更に効果的なセルフケア方法もお伝えしますね。

姿勢改善に適した運動を行う

良い姿勢を保つための秘訣は、「筋肉のバランス」を整えることです。私たちの体は、背中から足の裏まで、全身の筋肉が互いにバランスをとって骨や関節を正しい位置に固定しています。しかし、日常生活で一部の筋肉を過剰に使い過ぎたり、逆に使わな過ぎたりすることで、筋肉間のバランスが崩れ、結果として骨格に歪みが生じます。

姿勢を正すためには、この筋肉のアンバランスを正すことが必須です。具体的には、緊張して硬くなった筋肉をしっかりとほぐしてやわらかくし、同時に普段使えていない筋肉を特定して鍛えることです。

ただし、一人で姿勢を良くするのは難しいのが実情です。そのため、より効果的に姿勢改善を目指したい方は、専門家の助けを借りることがおすすめです。

実際に、私がサポートしたお客様の中には、1〜2ヶ月で姿勢が大きく改善し、肩こりも解消される方がたくさんいます。毎日少しずつ努力を積み重ねることで、肩こりの問題を乗り越え、快適な生活を取り戻すことが可能になります。

だからこそ、姿勢の根本的な改善にチャレンジしてみてください。



|猫背が気になる肩へ|
下記のリンク先では、ここでは紹介しきれない「猫背」姿勢の改善方法を徹底的に解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

筋肉を効果的にほぐすシンプルな方法

肩こりを治すシンプルだけど効果的なセルフケア
筋肉をリラックスさせ、肩こりや頭痛を和らげるために、とても簡単で効果的な方法があります。それは「筋肉を圧えて動かす」という手法です。この方法を覚えておくだけで、日々の疲れやこりを緩和するのに大いに役立ちます。

筋肉を圧えて動かすセルフケアのやり方

\実践方法/

①圧をかける
手や指を使って、凝り固まった筋肉に適切な圧を加えます。圧力は痛みを感じるほど強くする必要はありません。快適で、少し圧迫感を感じる程度が理想です。

②筋肉を動かす
圧をかけたまま、筋肉自体をゆっくりと動かします。重要なのは、手を動かすのではなく、筋肉を動かすことに焦点を置くことです。たとえば、肩の筋肉を圧えている場合は、肩をゆっくりと前後に動かしてみましょう。

このシンプルな方法により、硬直していた筋肉に弾力が戻り、血液の循環が改善されます。結果として、筋肉内の緊張が和らぎ、肩こりや頭痛の軽減につながります。自宅で手軽にできるこの方法は、日常生活で感じる不快な症状を自分自身で緩和するためのとても強力な味方になってくれます。

肩こりと頭痛の原因となる筋肉トップ7

肩こり・頭痛の原因 筋肉TOP7
最後に、肩こりを引き起こす主要な筋肉トップ7をご紹介します。実は、肩こりに影響を与える筋肉は腕の先まで多数存在しますが、ここでは特に重要な7つの筋肉に焦点を当てます。

選定の基準は次の2点です。1つ目は、頭や肩が前に出る姿勢を取った時に硬直しやすい筋肉であること。2つ目は、直接的には関係ない場合でも、硬くなることによって首や肩への負担を増やす筋肉であることです。

あとはシンプルにこれらの筋肉を「手や指を使って圧してほぐす」だけで、硬く緊張した筋肉がほぐれて、血流が促されます。

筋肉の緊張による血流の問題が解消すれば、痛みはずっと楽になるはずです。自分で簡単にできるこれらの方法を実践して、肩こりをご自身で軽減できるようになりましょう。

|筋肉ほぐしのポイント|
・筋肉の緊張をほぐすポイントは「リラックス」です。肩の力を抜いて実施しましょう。
・筋肉を動かす際は、小さな動きで十分。大きな動きは逆に筋肉を緊張させてしまい、効果が得られないこともあります。

第7位: 肩甲挙筋

肩こりの原因となる筋肉:第7位「肩甲挙筋」
|何をする筋肉?|
首を傾けたり、肩を耳に近づける動きをサポート。

|硬くなった時の影響は?|
緊張すると首筋のこわばりや、耳の近くに痛みが現れ、頭痛の引き金になることがあります。

|圧える場所|
耳の後ろから肩にかけての筋肉を指で圧えましょう。

|動かし方|
圧を加えた状態で、頭をワイパーのようにブラブラしたり、頭をウンウンと縦に上下させてみてください。この動作で肩甲挙筋を伸ばし、リラックスさせます。

第6位: 前鋸筋

肩こりの原因となる筋肉:第6位「前鋸筋」
|何をする筋肉?|
腕を上げる時、肩甲骨を安定させる重要な役割。

|硬くなった時の影響は?|
弱化すると肩甲骨がうまく動かず、肩の動きが制限され、不快な肩こりを生じさせます。

|圧える場所|
脇の下の前後、大きな範囲。

|動かし方|
前屈し圧を加えながら、手をダランと下げます。腕を前後ろにブラブラと振りましょう。これにより、前鋸筋が伸びて肩甲骨の動きがスムーズになります。

第5位: 胸鎖乳突筋

肩こりの原因となる筋肉:第5位「胸鎖乳突筋」
|何をする筋肉?|
首を前に傾けたり、横に回したりする基本的な動作。

|硬くなった時の影響は?|
硬直すると首の周りが痛むだけでなく、時には呼吸が浅くなり、ストレス感を高める原因にも。

|圧える場所|
首の側面、鎖骨近くから耳の後ろに伸びる筋肉。後ろを振り返ると浮き出てきます。

|動かし方|
この筋肉を軽くつまみ、後ろを振り返る動作、首を縦に振る動作を繰り返しましょう。この動きで緊張を和らげます。

第4位: (頭・頚)最長筋 & 半棘筋

肩こりの原因となる筋肉:第4位「最長筋 & 半棘筋」
|何をする筋肉?|
直立時の背骨・頭を後ろ側で支え、頭を上に持ち上げる動作を助ける。

|硬くなった時の影響は?|
長時間の座り仕事で緊張が続くと、背中の痛みや緊張型の頭痛を誘発します。

|圧える場所|
頚椎の両側。圧える場所をずらしながら実施しましょう。

|動かし方|
両手を使って圧を加えると同時に、ゆっくり頭を前に倒し、頭を左右に回す、上下に振る動きを繰り返します。これで筋肉がリラックスします。

第3位: 僧帽筋上部

肩こりの原因となる筋肉:第3位「僧帽筋上部」
|何をする筋肉?|
肩を動かす動作で主要な役割を持つ。

|硬くなった時の影響は?|
緊張が持続すると、肩全体の動きが悪くなるだけでなく、首から背中にかけて広範囲にわたる痛みや不快感をもたらし、肩こりや頭痛の大きな要因となります。

|圧える場所|
首の後ろから肩にかけての広い範囲。

|動かし方|
圧を加えた状態で、手をダランとさげ、前後にブラブラと動かします。さらに、肩をゆっくり上下に動かすことで、僧帽筋全体の緊張を和らげます。

第2位: 頭・頚板状筋

肩こりの原因となる筋肉:第2位「頭・頚板状筋」
|何をする筋肉?|
頭を後ろに傾けたり、側に傾けたりする際に中心的な役割を果たす。

|硬くなった時の影響は?|
この筋肉が固くなると、首の動きが制限され、長時間同じ姿勢が続くことで肩こりや頭痛を悪化させます。

|圧える場所|
頭の後ろ側、首の根本から頭蓋骨の下まで。

|動かし方|
圧を加えながら、頭をウンウンと縦に動かしたり、クルクルと回しましょう。これにより、首の重い感覚が楽になります。

第1位: 後頭下筋群

肩こりの原因となる筋肉:第1位「後頭下筋群」
|何をする筋肉?|
頭を後ろに動かしたり、固定する役割。頭の位置を微細に調整してくれる。

|硬くなった時の影響は?|
緊張が続くと、首の後ろに不快感や痛みを感じ、それが頭痛に直結することも。

|圧える場所|
頭の後ろ、頭蓋骨の下部。

|動かし方|
指で圧を加えたまま、首をウンウンと上下したり、左右にクルクルと回したりします。この筋肉がほぐれると頭全体が締め付けられる感覚が解消されます。




以上、「肩こりの原因となる筋肉トップ7」を紹介しました。
肩こりがひどくなる前に、筋肉を圧えて動かす方法を試してみてください。これにより、筋肉の血流が良くなり、肩こりや頭痛を予防・改善する助けとなります。

肩こりからくる頭痛に苦しむ方々へ

肩こりからくる頭痛の治し方:まとめ
この記事では、肩こりからくる頭痛への対処法から、根本的な姿勢の治し方まで、ご自身で実践できる具体的な方法をご紹介しました。「緊張型頭痛」と「偏頭痛」では、対処が変わる点は特に重要になるので、参考にしてください。

また、肩こりの根本的に治すためには、筋肉の硬直を解消すること、根本的な完全には姿勢の改善を図ることが重要です。ぜひ、ご紹介したご自身でできるケア方法を生活に取り入れてみてください。

あなたが、肩こりと頭痛から解放される日を応援しています。

最後になりますが、個々の状態や体質には差があり、自己ケアだけでは解決しきれない場合もあります。BEST WALK出張パーソナルトレーニングでは、肩こりだけでなく、姿勢や関節痛、歩行の問題に対しても根本的な改善を助けるサポートを提供しています。

無料相談や体験トレーニングも実施していますので、痛みや不快感に悩まされている方は、ぜひ一度ご相談ください。その際は、あなたの身体的不調を、根本的に改善する方法を丁寧にお伝えします。
橋本 和幸(わこう)

この記事を書いた人

橋本 和幸(わこう) わこう

Best Walk 出張パーソナルトレーニング
代表 橋本 和幸(わこう)

【資格】:NSCA-CPT,コンディショニングインストラクター,日本介護予防指導士,栄養管理アドバイザー,メンタルトレーナーなど。

【想い】:「今も未来もキレイに自由に歩き続けて欲しい」という想いで開業。
50代から80代の方、1500名以上への指導実績。

「深い呼吸」「美しい姿勢」「強く健康な関節」を軸に展開するトレーニングで、姿勢と関節、歩行の問題を解決に導きます。